この記事でわかること
myfansでは、単品販売・プラン・バンドルなど、複数の販売方法を組み合わせて収益を作ることができます。
価格を考えるときは、1つの商品だけで決めるよりも、「単品販売はいくらにするか」「プランはいくらにするか」「バンドルはどれくらい割引するか」をセットで考えるのがおすすめです。
それぞれ役割に適した価格を設定することで、初めて購入するファンにも、継続して見たいファンにも、熱量の高いファンにも案内しやすくなります。
この記事では、単品販売・プラン・バンドルの価格を考えるときに確認したいポイントを紹介します。
どの数字に関係するのか
価格設定は、主に以下の数字に関係します
| 指標 | 価格との関係 |
|---|---|
| 購入率 | 初めての購入やプラン加入につながりやすい価格になっているか |
| 平均購入金額 | 上位商品、上位プラン、バンドルなどで購入金額を高められるか |
価格は、ただ安くすればよいものではありません。
単品販売・プラン・バンドルそれぞれの役割に合わせて価格を分けることで、初めて購入するファン、継続して見たいファン、熱量の高いファンなど、それぞれの状態に合った商品を届けやすくなります。
重要ポイントサマリ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 価格は複数の視点で決める | 投稿内容、ボリューム、同ジャンルの価格感、ファンの反応を参考にする |
| 単品販売は入口と注力商品の両方で使える | 初めての購入を作る商品と、高めに売る商品を分けて考える |
| プランは継続して見てもらう設計にする | 入口・本命・上位など、価格ごとに役割を分ける |
| 単品とプランの価格差を確認する | プラン加入につなげたい場合は、単品販売より少しお得に見える価格にする |
| バンドルは長期加入向けに設計する | 3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の月あたり価格が長期になればなるほど安くなるように設定する |
価格を決めるときにまず確認すると良いこと
まずは以下の要素などを参考に、価格を決めてみるのがおすすめです。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 投稿内容 | どんな内容が見られるか、無料投稿や他の商品との違いがあるか |
| ボリューム | 動画の尺、画像枚数、見どころの多さなど |
| 同ジャンル・他クリエイターの価格感 | 近いジャンルや他の類似クリエイターの価格と比べて違和感がないか |
| ファンの反応 | 過去に購入された投稿、反応が良かったテーマか |
活動初期は、まだ購入データやファンの反応が少ない場合もあります。
その場合は、まず投稿内容・ボリューム・同ジャンルの価格感をもとに仮で決め、公開後の購入状況を見ながら次の投稿で調整していくやり方がおすすめです。
1. 単品販売の価格を考える
単品販売は、新規の方にまず1本見てもらうきっかけを作りやすい販売方法です。
使い方としては、初めて見る方でも購入しやすい入口商品として出す方法と、特に見てほしい注力動画を単品で販売する方法があります。
入口商品と注力動画では役割が異なるため、それぞれの内容に合わせて価格を分けて考えてみましょう。
登録初期など、まだプラン内の投稿数が少ない場合は、まず入口商品として単品販売から始めてみるのもおすすめです。
単品販売の参考価格帯
| 投稿タイプ | 考え方 | 参考価格帯 |
|---|---|---|
| 画像・テキスト中心 | まず試しやすい価格にする | 500〜1,000円前後 |
| 短めの動画 | 気軽に購入しやすい入口にする | 1,000〜2,000円前後 |
| 尺や内容量のある動画 | 見どころやボリュームに合わせて設定する | 2,000〜5,000円台 |
| 長尺・特別感のある動画 | 価格に見合う内容が伝わる場合に検討する | 5,000円以上も候補 |
※2026年6月のmyfansで売上が発生している単品販売データでは、出品価格の中央値は約1,000円、購入価格の中央値は約3,000円でした。特に購入件数が多かったのは2,000〜5,000円台です。
単品販売で確認すると良いこと
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 投稿内容と価格が合っているか | 内容量や見どころに対して、価格が高すぎたり低すぎたりしないか |
| 入口商品があるか | 初めて購入するファンでも試しやすい商品があるか |
| 高めの商品も用意できているか | 反応が良いテーマや長尺投稿を、高めの単品として出せるか |
| 無料投稿との差があるか | 無料で見られる内容と、有料で見られる内容の違いがあるか |
上記の価格帯や確認事項はあくまで参考です。
実際に合う価格などは、投稿内容やご自身の特徴によっても変わります。
まずは参考価格をもとに仮で設定し、公開後の購入状況を見ながら少しずつ調整していくのがおすすめです。
▼参考記事
2. プランの価格を考える
プランは、ファンに継続してコンテンツを見てもらうための販売方法です。
単品販売を見たファンに、次の加入先として案内しやすい点もメリットです。
プラン価格を考えるときは、「月額に対して何が見られるのか」「どれくらい投稿されるのか」「単品販売と比べてどんな良さがあるのか」などを整理しておくと決めやすくなります。
プランの参考価格帯
myfansで初めて作成されたプランの価格中央値は、2,000〜4,000円前後です。
複数プランを作る場合は、入口・本命・上位のように役割を分けるのがおすすめです。
| プラン例 | 役割 | 参考価格 |
|---|---|---|
| 入口プラン | 初めて加入しやすい入口 | 2,000円程度 |
| 本命プラン | メインで加入してほしい本命 | 4,000円程度 |
| 上位プラン | 熱量の高いファン向けの上位 | 6,000円以上 |
価格ごとに見られる内容や特典が分かれていると、ファンが自分に合うプランを選びやすくなります。
プランで確認したいこと
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 価格ごとの役割が分かれているか | 入口・本命・上位の違いがあるか |
| 投稿数や更新頻度と合っているか | 月額に対して、見られる内容が伝わるか |
| 単品販売との差があるか | プランに入る理由があるか |
| 上位プランの特典があるか | 限定投稿、長尺、リクエスト、メッセージ対応などを入れられるか |
プランは価格だけでなく、「入ると何が見られるのか」が伝わることも大切です。
料金を上げる場合は、上位プランならではの内容や特典も合わせて考えてみるのがおすすめです。
▼参考記事
3. 単品販売とプランの価格バランスを考える
単品販売とプランは、別々に考えるよりも、セットで価格を確認するのがおすすめです。
特に、継続的に自分のコンテンツを見てほしい場合は、プラン価格を単品販売1本と同額、または少しお得に見える価格にするのがおすすめです。
| 価格バランス | 起こりやすいこと |
|---|---|
| プランが単品より安すぎる | 単品が買われにくくなる |
| プランが単品より高すぎる | プランに入りづらくなる |
| 【おすすめ】プランが単品と同額か少し安い | プラン加入につなげやすい |
単品販売とプラン販売は、どちらか一方だけで考えるのではなく、それぞれの役割を分けて設計することで、プラン加入への流れを作りやすくなります。
4. バンドルの価格を考える
バンドルは、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月と一定期間の継続加入に対して割引を設定できる機能です。
バンドルを用意しておくと、熱量の高いファンに長期間プラン加入してもらいやすくなります。
バンドルの設定参考値
2026年7月時点のmyfansクリエイターの有効なバンドル設定の中央値を月商別に見ると、3ヶ月は10%前後、6ヶ月は20%前後、12ヶ月は30%前後の割引率が多く設定されています。
バンドルを設定する際は、3ヶ月10%、6ヶ月20%、12ヶ月30%前後の割引率を目安に、加入期間が長くなるほど段階的に割引率を高くしていく形がおすすめです。
加入状況やプラン内容に合わせて調整してみてください。
| 月商 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 100万〜 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 30万〜100万円 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
| 3万〜30万円 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 3万円未満 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
バンドルで確認したいこと
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 長期加入の方がお得になっているか | 1ヶ月加入より、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の月あたり価格が安くなっているか |
| 設定ミスがないか | 長期加入の方が月あたり高くなっていないか |
| 更新頻度が合っているか | 長期加入してもらうだけの投稿内容や更新予定があるか |
| 割引しすぎていないか | 長期加入によって、月額料金が下がりすぎていないか |
特に、1ヶ月加入よりも3ヶ月〜12ヶ月のバンドル加入時の月あたり価格が高くなっているケースは、設定時に起こりやすいミスです。
バンドルを設定するときは、合計金額だけでなく、月あたりの金額も確認してみてください。
プラン編集画面では、割引率を設定すると合計金額が表示されます。表示された合計金額を継続期間で割り、月あたりの金額がいくらになるか確認いただくのがおすすめです。
また、アカウント>運営中のプランから設定した合計金額も確認可能です。こちらも同様に()内に表示されている合計金額を継続期間で割り、長期になるほど月あたりの料金が安くなっているか確認してみてください。
参考:バンドル機能
自分の状況に合わせて価格を調整する
価格は、自分のどこに強みがあり、どこを伸ばしたいかを把握しておくと考えやすくなります。
ここでは、訪問数・購入率・平均購入金額に分けて整理します。
集客は出来ている、購入につながりにくい場合
ご自身のmyfansページを見に来ている人はいるものの、購入につながりにくい場合は、初めての方が試しやすい価格の商品を用意すると良いです。
たとえば、以下のような方法があります。
- 低めの価格の単品販売を用意する
- 初めての方向けの入口プランを作る
- 低価格の商品と高価格の商品で、見られる内容の違いを分かりやすくする
全体の価格を下げる前に、まずは「初めて購入する人向けの入口商品」を用意してみましょう。
購入率は高いが、売上が伸びにくい場合
購入してくれるファンがいる場合は、単品販売・プラン・バンドルで少し高めの商品を用意し、平均購入金額を上げることを検討しやすいです。
たとえば、以下のような方法があります。
- 高めの単品販売を作る
- 上位プランを作る
- バンドルを設定する
- 購入数が多かったテーマを、少し高めの商品として展開する
- 複数投稿をまとめた総集編を作る
すでに購入されているテーマがある場合は、その内容をシリーズ化する、長尺版にする、総集編にするなど、価格を上げやすい形に展開してみるのがおすすめです。
平均購入金額は高いが、購入者が増えにくい場合
一部のファンは高めの商品を購入しているものの、購入者数が増えにくい場合は、初めての方でも試しやすい価格の商品を用意するのがおすすめです。
たとえば、以下のような方法があります。
- 人気投稿を短尺版にして、低めの単品販売として出す
- 初めての方向けの入口プランを作る
- 高めの商品だけでなく、試しやすい価格の商品も用意する
高めの商品だけに寄せすぎると、初めて購入するファンにとって少しハードルが高くなる場合があります。
入口商品と高めの商品を分けて用意すると、購入しやすい価格帯を作りやすくなります。
安すぎると感じた場合は価格の変更も検討する
プランを作成したあとに「今の内容に対して少し安すぎるかもしれない」と感じた場合は、価格の変更を検討してみてください。
プラン料金を変更しても、変更前から加入しているユーザーには、変更前の価格が引き続き適用されます。
既存加入者にとっては、
「今加入している人は、この価格のまま見られる」
という状態になるため、継続してもらう理由にもなります。
一方で、新しく加入するユーザーには、変更後の価格が適用されます。
投稿数や内容が増えてきた場合は、最初に設定した価格のまま続けるのではなく、プラン内容に合わせて価格を見直してみるのもおすすめです。
参考:プラン料金の変更
まとめ
価格設定で迷ったときは、以下を確認してみるのがおすすめです。
| 確認すること | ポイント |
|---|---|
| 単品販売 | 入口商品と注力商品の価格を分けて考える |
| プラン | 入口・本命・上位で役割を分ける |
| 単品とプランのバランス | 単品購入からプラン加入につながる価格差にする |
| バンドル | 長期加入の月あたり価格を確認する |
| 自分の状況 | 訪問数・購入率・平均購入金額のどこを改善したいか考える |
価格は、一度決めたら終わりではなく、運用しながら変えていけると良いです。
投稿内容が増えたとき、反応が良いテーマが見えてきたとき、プランやバンドルを追加したときなど、活動状況に合わせて価格を見直してみるのがおすすめです。